一時期新聞をにぎわした、オレオレ詐欺や架空請求メール。未だに後を絶ちませんが、これらの詐欺は架空口座があれば、誰でも簡単に行うことが出来るのも原因の一つでしょう。そこで今回はネット上では無く、リアルで行う詐欺に挑戦してみようと思います。
つい最近新聞を賑わせた事件ですが、警察官になりすまし他人の家に入るという事件がありました。今回は他人の家に押し入り、キャッシュカード(クレジットカードだったかな?)を奪いお金を手に入れたようですが、似たような事件は他にも起こっています。
京都の華道家宅強盗放火
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040910-00000002-kyodo-soci
こういった事件に言えることですが、警察官の格好をする事により簡単に他人の家に侵入しています。侵入という表現はおかしいかもしれません。というのも、まったく見ず知らずの他人でも警察官というだけである程度は信用されるからです。他人の家に忍び込んだのではなく、堂々と正面突破しています。
これは侵入しなくても、他にもいろいろと使い道はありそうです。まずは警察官になってみましょう。
よーく観察してみると、警察の方の服装も様々です。交番にいる人やパトカーに乗っている人、事故現場で交通整理している人など、マチマチです。
皆さん経験あると思いますが、工事現場などで交通整理している警備会社の人を見て「あっ、警察だ。」と思ってシートベルトをした後に、「何だ、警備会社の人か・・・」となった事があるはずです。つまり本物の警察官の格好をしてなくても、それらしい服装をしていればそれなりに通用するということです。今度交番などで警察官を見たら、どういう服装をしているかチェックしてみてください。基本的には警備会社などの制服と似ていますが、警察の方は肩や腰に色んな物が付いていたりします。
これについては、警察マニアのサイトを回ると良いでしょう。マニアな方のサイトだけあって、非常に為になる事も書いてあります。
そしてこれが無きゃ始まらないとされている警察手帳ですが、ヤフオクなどで探せば売っています。手帳じゃなくても、警視庁のエンブレムっぽいのが売っていますので、それをそれらしい手帳に接着剤で付ければ良いでしょう。更にいえば、普通の手帳に「大阪府警察」と書いても通用すると思います。
また警察官の格好じゃなくても、刑事さんの格好で十分通用するわけです。つまりはスーツですが、刑事さんに変装して他人の家に入ろうとするのなら、特に演技力と令状が重要になると思います。
パッと思いつくのが家宅捜索令状ですが、実際どういう物なのでしょうか?こう思うのは私だけではないはずです。それもそのはずで、ほとんどの人がそんな紙切れを見たことがないのです。だから「どれが本物で、どれが偽者」という区別がつきません。
なのでA4の紙にそれらしい事を書けば良いでしょう。このサイトを参考にしてもらえれば良いかと思います。
このサイトの「家宅捜索令状が示された時、あなたは?」という所を見ると、
◆何の容疑で
◆誰にだされたものか
◆令状発付裁判所・裁判官の名前
◆捜索場所
◆何を押収してよいか
と書いてあります。つまり、この5点を抑えておけばよいわけになります。
演技力の方ですが、逮捕された事のある人の実体験を参考にしたほうが良いでしょう。
他にもこういった逮捕体験談はネット上にたくさんありますので、参考にしてみてください。
注意事項としては、オドオドした態度やハッキリとものを言わないで口篭もるのは厳禁です。背筋を伸ばして相手の目を見て、ハッキリと活舌よく喋りましょう。
数年前に私の家に来た自称警察官ですが、彼の目的は我が家の家族構成などの個人情報を知りたかったようです。ゴニョゴニョと小声かつ早口で喋っていたので聞き取れなかったのですが「今度この街の防犯の為・・・・それで家族構成が必要・・・・」というような事を下を向いて喋っていました。私の目線からは、彼の帽子しか見えません。
その時私は「誰がどの角度から見ても怪しすぎる。」と思い、2つほど質問しました。
この二つの質問だけで、相手は帰って行きました。他にもこういうケースに遭遇した事がありますが、相手に協力する姿勢を見せた上で、この質問をすればちゃんと応じてくれました。
今後皆様が警察に何か言われても、こういった質問をする事をお勧めします。ほとんどが本物の方でしょうか、偽者がいる事も事実です。家宅捜索と称して自分の家に侵入されないように、落ち着いて対処しましょう。
あなたが悪い事をしていたら話は別ですが、別にこちとら犯罪者という訳ではありません。なのに突然「身分証明書を出して」や「とりあえず車に乗って」とか言われたり、紙切れ一枚で家に入られるのはおかしな話です。そういう時に警察の方が警察手帳を提示しなければ、全て偽者だと私は思っていますので、非協力的な態度を取るようにしています。
法律的にも警察が何かする時は、警察手帳の提示が義務付けられているはずですが、法律には詳しくないのでそこらへんはスルーします。
さて、あなたは偽警察官になれました。どうしましょうか?色々思いついたでしょうが、強盗まがいの事を想像したと思います。しかし所詮は偽者、いずればれるでしょうし本物の方も黙っているはずはありません。止めておいた方が無難でしょう。
ただ私が一度やってみたいのは、電気屋で外付けHDDを買った人に偽警察手帳を見せて「○×警察、ハイテク犯罪課のmild 7という者です。ファイル共有ソフトによる著作権侵害についてお尋ねしたい事がありまして・・・・・・・って、嘘だよー。本物に逮捕されないように気をつけろYO!!」と叫びつつ走り去って行きたいなーというアメリカ的なドッキリ作戦です。
そして試したら儲かるだろうなーと思っているのは、電気屋でパソコンパーツ(外付けHDDなどがベスト)を購入した人の後を付けて家まで行き、突然お宅訪問します。
「○×警察署、ハイテク犯罪対策課のmild7と申します。こちらの家にパソコンはありますか?ファイル共有ソフトによる著作権侵害の件で伺ったのですが、パソコンを見せていただいてもよろしいですか?」
↓
パソコンのある部屋に行く
↓
ファイル共有ソフトがあるか調べる
(外付けHDDを買うなら、95%の確立であるでしょう)
↓
それらしい逮捕状を出す
↓
こう言い放つ
「著作権侵害により逮捕します。罰金30万を払っていただければ、服役する必要はありません。もし罰金の支払いを拒否されるなら、後日裁判所まで来て頂く必要があります。」
最後の文は、法律の事を何も知らない私が考えました。紙面で見れば「こんなので騙される奴がいるか」と思うかもしれませんが、実際にこういう目にあった場合正常な判断が出来る人は少ないでしょう。
現金の支払いも「罰金は一括で。分割は対応してません」と言えば、相手も必死でお金を集めるでしょう。200万をすぐに集めるのは難しいですが、30万ならハードルは低いのでほとんどの家庭ですぐに用意出来ます。それでも10万円しか持っていなかったら、「ひとまず10万円お預かりします。残りは・・・・」と言えば済む話です。人間悪い事をしているという認識があれば、警察が来たときに正常な判断は出来なくなるものですし、どんなに変な要求でもホイホイ飲んでしまうものです。
それでも怪しまれる場合があります。そういう場合に備えて、ファイル共有ソフトを調べるときに所有しているファイルの名前などを読み上げましょう。エロゲーやH動画があれば恥ずかしいですし、スカトロなどのマニアック路線な動画があれば更に恥ずかしく、ロリータ系の動画であれば最強に恥ずかしいでしょう。
念には念を入れて、家族がいるであろう時間帯を狙えば電気屋で後を尾けた本人はもちろん、家族も恥ずかしさのあまり正常な判断が出来なくなっているはずです。
こういう事をする時は、相手に「警察が逮捕しに来た。」と思わせることも重要ですが、相手に正常な判断をさせなくする事も重要です。さらにこのケースであればオレオレ詐欺などと違い、被害者が著作権侵害という犯罪者でもあるので、偽者だとばれても被害者が警察に連絡しにくくなっています。
話はガラリと変わりますが、車の盗難件数は相変わらず多いです。しかしこれらの盗難における素人の犯行件数は全体的に見れば少なく、プロのグループによる犯行が多いとされています。
仮あなたが乗用車を一台盗むとなると、一人よりも複数人で役割分担して犯行に及んだ方が何かと便利です。しかし盗む方法を変えれば、一人でも簡単に車を盗む事が可能です。それは関係者に成りすます事です。これによって、難しいとされていた事が簡単に出来たりするものです。
そこで、色んな分野で関係者になりすましてみようという話です。パソコンとはちょっと関係無いかもしれませんが、パソコン関係でも応用は効きますので度胸と気合がある人はチャレンジしてみて下さい。
物凄い手抜きの文章に思われるかもしれませんが、簡単に書きますと「昼間にディーラーに行って、普通に車を盗む」です。
地域のよって異なりますが、ほとんどのディーラーでは車検などで預かっている車は駐車場に鍵を差したまま置いています。これは車を移動させる時にイチイチ鍵を用意するのが面倒だからなのですが、盗む側からすれば鍵があればそのまま乗っていく事が出来ます。
しかし出来るだけ怪しまれないようにする事も重要です。普段着よりもスーツの方が怪しまれないでしょうし(営業か保険屋さんに思われる)、犯行に及ぶディーラーの整備士と同じツナギでもOkです。ツナギはヤフオクなどで売っていますので、簡単に入手可能です。店側からしても、お客さんから預かっている車を私服の人間が運転していたら怪しみますが、ツナギやスーツを着ている人間だったら、「関係者かな?」と思ってしまう場合があるからです。
こう書いたら、簡単すぎて逆に怪しまれる方も多いと思いますが、一回だけの一発勝負なら実際問題成功率はかなり高いです。
もちろんどこのディーラーでも簡単に盗めるわけでもありません。出来るだけ盗みやすい環境というのも大事です。判断基準で言うと、まずはディーラーの駐車場から表の道に出やすい所を選びましょう。車に乗っていざ出発!となっても、表の道路が渋滞していて詰まっており、店から出れなかったらお終いです。そして駐車場がなるべく工場から見えにくい場所も良いでしょう。
何より重要なのが、店の営業や整備士などの対応です。あなたが車で入ったら、店の人間がすぐに駆け寄って来て駐車場に誘導するような店は止めておいた方が無難です。そういう店はお客さんが出て行くときも誘導する傾向が強く、車の出入りはちゃんとチェックしています。こういう店では警察に電話される可能性が高いです。
逆に車で乗り込んでいっても、誰も誘導に出てこない店などでしたら狙い目です。そういう店なら車の出入りに対して細かく見ているわけではないので、止められる可能性は低いでしょう。
最も盗んだ所で私達のような一般ピープルには、それをさばくルートがありません。やろうとすれば出来るだけで、やらないほうが無難でしょう。
車上荒らしで盗まれる率の多いカーナビ、むしろカーナビの為に車上荒らしをする人も多いのです。それもそのはずで最新のHDDナビになると20万円を超える物も珍しくありません。
そんな中、スーツでバシッと決めてイエローハットやオートバックスのようなカー洋品店に入り、さもナビ担当営業のフリをしてカーナビを持っていく人もいるみたいです。
社員の方がいたり、防犯意識などの教育がしっかりされている店なら捕まりますが(実際に駐車場で取っ組み合いになったケースもあるようです。)そうではない店舗で、社員がおらずバイトだけでしたら成功率も高そうです。「こんばんは、パナ○ニックの山田と申します。展示している商品の入れ替えにきました。」とでも言うなり、無言で勝手に持っていくなりしましょう。
さらに凄くなれば、店の制服を用意して店員になりすまし、倉庫に侵入する場合もあるようです。しかし侵入と言っても特別な技術などは必要ありません。普通に倉庫の鍵が開いている店舗もありますし、思っているより防犯意識は低いです。コスト削減でバイトの人数が増えていますが、やはり社員と比べれば防犯意識などは低いですし、業者の出入りが多い店ですと入ってくる人間一人一人をチェックなどしません。
ローソンのトイレに入ると、横に商品が山積みになっている所が多くあります。そんな感じのカー用品店も結構あります。
こういった事は、カー用品店だけの話ではありません。電気屋でだろうが何屋だろうが、やろうと思えばやれます。しかし店よっては物凄い防犯体制を引いている所も珍しくありません。
しかし万引きとは違います。店員の目を盗み商品を手に入れるのではなく、店員になり商品を持ち出すわけです。店員とすれ違った時・呼び止められた時・お前誰?と聞かれた時などの対応力と度胸があれば、どんなに防犯対策をしていようが関係ありません。
自信が無ければやめておいた方が良いでしょう。自信があれば自己責任で頑張ってください。